明るい夜に出かけて

明るい夜に出かけて
「一瞬の風になれ」「しゃべれどもしゃべれども」の作者・佐藤多佳子さんの青春小説がついに文庫化です。

眠れない丑三つ時の心の支え、一夜漬けの試験勉強のお供—。
深夜ラジオは夜中の孤独感をすくい上げてくれる最高のコンテンツです。
今でこそインターネットで24時間オンラインで誰かと繋がっていられますが、深夜ラジオには深夜ラジオにしかない独特の一体感があります。
芸人さんのラジオだとそれが特に顕著で、リラックスしきったパーソナリティとリスナーとの間で飛び交う語録や小ネタの数々はあたかも空間を共有しているような錯覚すらおぼえます。

『明るい夜に出かけて』では実在のラジオ番組を舞台に、ある種異様ともいえる深夜ラジオ特有の空気感と、不器用に葛藤する若者の姿が清々しく描かれています。
主人公はアルコ&ピースのオールナイトニッポンのヘビーリスナー。大学を休学し深夜のコンビニでアルバイトをしている最中、ふとしたきっかけで他のリスナーと出会い、人間関係や人生の行先に悩み、躓き、気づき、気づかされながら夜を彷徨ってゆく物語です。

明け方白んできた空に向かって駆け出したくなる青春小説。ANNリスナーは是非。(ご)


『明るい夜に出かけて』
佐藤多佳子 著
新潮社(新潮文庫) 刊
本体670円+税



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