これはお酒の歴史ではありません。
この愉快な歴史の焦点は、お酒を飲んで酩酊している酔っ払いたちです。
石器時代まで遡り、世界各地の史実や神話に見られる酔っ払いたちと、そして夜な夜な開かれる饗宴について思いを馳せる、不真面目なようで真面目な一冊です。
昔の人々は何が為に飲酒をし、酩酊の沼に嵌っていったのか…。
時代や地域ごとに違いはあるけれど、やはりみんな一様にベロンベロンになっている。
遠い遠い世界の酩酊事情だけれども、読んでいると何故だか親近感が湧いてしまいます…。
「昔の人もこんなに酩酊してたから…」と言い訳にしてはいけませんが、われわれ呑兵衛にとってはちょっとした気休めにはなるかもしれません。(ご)
『酔っぱらいの歴史』
マーク・フォーサイズ 著
篠儀直子 訳
青土社 刊
本体2300円+税
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