異国情緒の濁流

異国情緒の濁流
異国情緒の濁流

「市場」がとても好きです。

たくさんの人が行き交う通りに、数え切れないほど立ち並ぶ露店。
そこへ所狭しと陳列された品物の数々。
それらが混然一体となって「市場」という概念を形成している。
今風の言葉で表すならばまさに“カオス”な空間ですが、その独特な賑わいに踏み入ったときのワクワク感たるや…。
アメ横をトランス状態で徘徊している男が居ましたら、十中八九僕ですのでどうか放っておいてくださいまし。

本書は世界中の市場を集めた写真集。
山のように積み上げられた果物や野菜、壁にみっちりとかけられた布製品、そして雑然と並べられた民芸品の数々。
皿いっぱいに盛られた料理に、それをテントの下で食す人々。
さまざまな顔を見せる市場の風景は、眺めているだけで市場の匂いがやってくるよう。

押し寄せる波の如くやってくる異国情緒。
ページの隅々まで張り巡らされた情報量に圧倒されつつもまったりとした旅人気分が味わえる、そんなビジュアルブックです。(ご)


『かわいい市場』
リイド社 刊
本体1800円+税



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