十二人の死にたい子どもたち

十二人の死にたい子どもたち
十二人の死にたい子どもたち

冲方丁『十二人の死にたい子どもたち』
来年1月の映像化に伴い文庫化された作品です。

題からして少々過激ではありますが、残酷にも現代の日本を克明に象徴していると感じます。
「集団安楽死」を執行するため廃病院に集まった十二人の子どもたち。
彼らにその選択肢を選ばせた環境、そして各々の死生観が非常に生々しく描かれており、フィクションの枠を超えて我々が考えていかなければならないテーマが潜んでいます。

医療の発達で平均寿命が伸びてゆく反面、自らの手で命を絶つ人々の存在から目を背けてはならないということを、廃病院を舞台としたこの作品を通して改めて認識させられました。(ご)

『十二人の死にたい子どもたち』
冲方丁 著
文藝春秋 刊
780円+税



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カテゴリ: 文芸部,本の紹介

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