「憧れ」ではなく「あこがれ」

「憧れ」ではなく「あこがれ」
「憧れ」ではなく「あこがれ」

(他のスタッフが『ウィステリアと三人の女たち』を紹介していたので便乗して…)

同じく川上未映子著、今年の夏に文庫化されたばかりの『あこがれ』。
『ウィステリア』は女性の複雑な渦巻きが描かれたものですが、こちらは真逆。
こどもの真っ直ぐな気持ちを著者特有の情緒感にのせた作品です。

「憧れ」ではなく「あこがれ」。
あくまで小学生の視点であって、大人からしたらなんてことない普通のことかもしれないけれど、こどもの住んでいる世界の中では異質で、そのことでいっぱいいっぱいになってしまう。大人はこどもの持っていないものをたくさん持っているけれど、こどもにしか持ちえないものも確かに存在していて、それがこの小説の中にはぎゅっと詰まっている気がします。(ご)

『あこがれ』
川上未映子 著
新潮社 刊
本体520円+税



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カテゴリ: 文芸部,本の紹介

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