『西瓜糖の日々』リチャード・ブローティガン 河出文庫
because I am here and you are distant
夏が来るな、と思うときはいつもなんだかちょっとわくわくする。特に夜。深呼吸するとアルファルトと草いきれのにおい。太陽がさ
よならしても、彼がいた明るい雰囲気がそこらじゅうに充満しているから、私たちはどこまでも行けるような気がする。リチャード・ブローティガンは、はかなくて優しい、アメリカのB面。彼が生まれて死んだカリフォルニアは、行ったことのある人に言わせると「一年中初夏みたい」だそうな。「西瓜糖の日々」はそんな時期に読みたい本。夏の夜は永遠に伸び縮みするようにも感じるけど、おしまいはやってくる。それを味わう。(ボンヌ/book pick orchestra)
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