2018年 本屋大賞ノミネート 辻村深月さんの『かがみの孤城』(ポプラ社)

2018年 本屋大賞ノミネート辻村深月さんの『かがみの孤城』(ポプラ社)沢山入荷しました!お店でおすすめして読んでくださった方も、台所仕事ができなくなるくらい面白いっていって下さいました!#本屋大賞  #ノミネート #辻村深月 #かがみの孤城 #往来堂書店 #本屋 #書店 #おすすめ本 #千駄木 #谷根千 #tokyo #book #bookstore #bookstagram #yanesn
『かがみの孤城』辻村深月:著(ポプラ社)沢山入荷しました!
先日、お店でおすすめして読んでくださった方が、台所仕事ができなくなって困るくらい面白い!
とおっしゃってくださいました。

学校に居場所のない中学生たちの本当の気持ちを描いた物語。
かと思いきや・・・
続きが気になりすぎて気になりすぎて、想像を超えた展開に驚いて、また驚いて、最後までドキドキ。
途中も随分泣きましたが、読み終わって久々に声をあげて泣いてしまいました。放心状態。
物語の中心、中学1年生の女の子「こころ」が入学早々に学校に行けなくなってしまう。一人辛い気持ちで部屋にこもる日々。
ある日突然部屋の鏡が光、さわると鏡の中に入ることができた。鏡の向こうの世界はお城の中のよう。
そこに、狼のお面をかぶり、ふりふりのドレスをきた少女がいる。
その他に、こころと同じように学校にいってないと思われる中学生の男女が集められていて全部で7人。
狼面の生意気な少女が彼らに課題を出す。その課題をクリアするまでに許された時間はその年の学期末3月30日。
その日まで、彼らがそれぞれ別の現実世界の鏡から、鏡の中のお城を行き来する生活を送っていく。
彼らは誰で、この生活はいったい何だったのか?
同世代にも、大人にもわかってもらえない思春期の気持ち。学校という組織の抱える矛盾。
繊細なこの時期、多くの人が傷ついてききたのではないでしょうか。
現在、傷を抱えている人、そして昔、そんなふうに感じていたという大人。
誰にもわかってもらえないとあきらめながら、あてのない救いを求める日々。
辻村深月さんはこの作品でそれぞれのその気持をとても巧みに描写してくれました。
そこにドキっとしたり、鼻の奥がツンっとするのです。大人も子どもも。

はじめは青春ファンタジーなのかと思っていたら、複雑な人間関係に心をえぐられ、さらにミステリーとなり
スピード感に駆り立てられて・・・・何度も胸がぎゅーっと締め付けられ・・・
最後は・・・救われました。
誰もが誰かを傷つけているかもしれない・・・でも、誰もが誰かを救うことができる。
彼らと一緒に鏡の城から出た今も、
まだ胸がギュッとなる温かいものが残っています。

(ムラタタカコ)

ちなみに本屋大賞には何も投票していません・・・




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カテゴリ: 文芸部,本の紹介

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