往来堂書店 文庫ベスト10 2017/12/10〜16

往来堂書店 文庫ベスト10 2017/12/10〜16
1『君たちはどう生きるか』吉野源三郎 岩波書店
2『日の名残り』カズオ・イシグロ 早川書房
3『猪・鹿・狸 改版』早川孝太郎 KADOKAWA
4『遠い山なみの光』カズオ・イシグロ 早川書房
5『ゴースト・スナイパー 上』J.ディーヴァー 文藝春秋
6『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ 早川書房
7『夜想曲集』カズオ・イシグロ 早川書房
8『島抜けの女』佐伯泰英 角川春樹事務所
9『悲嘆の門 上』宮部みゆき 新潮社
10『東大教授が教える独学勉強法』柳川範之 草思社

2017年12月10日から16日の週間ベスト10です・・・っていつのだよ!
12月は忙しかったですからねー、仕方がないか・・・。
1位、『君たちはどう生きるか』、当店でお買上げなのは大人の方が多い気がします。もともと若い人(少国民!)に向けて書かれた本です。若い人たちにどれだけ広がっていくか。
戦後ずっと続いてきた日本の平和が、近い将来、失われるかもしれない。現在をそういう時代と捉えるならば、今こそ、自分の頭で考えることの大切さを訴えるこの本が手に取られるのもわかる気がします。
「豊かさ」「友だち」「歴史」「英雄」・・・扱われるテーマも現代の私達と関連のあることばかりです。それが一中学生の経験と思考をとおして描かれる。もっともっと多くの人に読んでもらいたいです。

3位、『猪・鹿・狸 改版』、著者の早川孝太郎は明治22年愛知県生まれ、画家を志して上京するも、柳田國男に出会い民俗学者の道へ。故郷に近い奥三河の山間で見聞、古老から聞き留めた猪・鹿・狸の逸話です。刊行当時、芥川龍之介、島崎藤村もその文学性を絶賛したとか。芥川龍之介の推薦コメント(?)がしれっと帯に入っているのがおかしい。東京日日新聞って(笑)。こういう貴重な本が文庫化されるのも嬉しいし、それがよく売れるというのも、千駄木のお客さんの凄さを物語っています。2018/1/6現在、在庫1冊、重版は1/19とのことです。再入荷したら僕も買おう!

10位、『東大教授が教える独学勉強法』著者の柳川範之さんは、父親の転勤の都合で高校へ行かず、大学入学資格を試験で得たという異色の東大教授(経済学)。自分のペースで、理解の仕方で、どのように自分で学んでいけばよいのか。テーマ設定か資料収集、本の読み方、集めた情報の整理・分析・成果のアウトプットまで、丁寧に解説してくれます。学びへの意欲が刺激される一冊。おすすめです!
(笈)


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カテゴリ: 文庫ベスト10

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