美術棚から2,000円の新刊2冊!

 『家をせおって歩いた』アンディ・ウォーホル 著/野中邦子 訳河出書房新社/2017.4月/2,000円 + 税 『アンディ・ウォーホルのヘビのおはなし』アンディ・ウォーホル 著/野中邦子 訳河出書房新社/2017.5月/2,000円 + 税

2,000円のときめく新刊を2冊紹介します。


1冊目は『家をせおって歩いた』
村上慧 著/夕書房/2017.4月/2,000円 + 税

最近思っていた。当たり前ってなにかしら、なにが当たり前なのだっけ。
社会とか協調とか常識とか、共生している以上、大前提だものねなんて表つらの意識で思っている裏で、なんかそのことを考えないでソフトフォーカスのままぽややんとさせている空洞が自分の中にある、そういえばその感覚はずっと隣合わせている。この本のあとがきを読んだだけで、過去のある期間、ぽややんへの実験を積む著者の暮らしを感じた(勝手に)。過去のおなじ期間、いや今だって、私はなにを背負ってるんだっけなと思う。家賃のための都会生活をもうやめようと思って数年経っている私を、もう一人の私が組み込まれているねぇとぽややんと見ているなぁとは思っている。
— 以下、あとがきより —
この日記は二◯十四年四月五日に始まり、二◯十五年四月八日で終わっている(この一年間で一八二回も引っ越していた)。 〜 中略 〜 「どこから来たんですか?」という質問にますます答えられなくなった。何日同じところにいたら定住で、何日なら移動していることになるのか。 〜 中略 〜 しかしここは基本的には定住化社会で、僕もそこに組み込まれている以上、定住民であることから逃れられはしない。


2冊目は『アンディ・ウォーホルのヘビのおはなし』
アンディ・ウォーホル 著/野中邦子 訳
河出書房新社/2017.5月/2,000円 + 税

Andy Waholの作・絵によるクールでおしゃれでキュートな「幻の絵本」が復刻しました。
ウォーホルは誰もが知る20世紀を代表するポップアーティスト。
名声を得てArt界に君臨する前は、ファッションデザイナー、グラフィックデザイナーとして活躍していました。本書は、1964年当時、彼が初期のクライアントだった皮革製品の会社のために製作した伝説的な絵本です。部屋の片隅に置いてあってもきれいな本、開けば、あまりに有名になる前の彼のキラキラした憧れや夢があふれます。

(ま)



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