【本でできたカレンダー】次世代を担う子どもたちに「見取り図」を


『未来のだるまちゃんへ』かこさとし 文春文庫 ¥660+税
かこさんは敗戦のとき19歳。そのとき「一度死んだ身だ」とご自身でいいます。
その時までの自分は間違っていた。
周りの大人たちもみな間違っていた。

これから大人になる子どもたちは、世の中のこと、人間のことをよく知り、自分の頭で考え判断する人間になって欲しい。
それだけが世の中を良くする希望だ。
たまたま生き残った自分の残りの人生は、子どもたちの理解の助けになる「見取り図」を手渡す仕事に捧げよう。
敗戦前後の価値観の転換を経験した人の戸惑い、迷い、悩み。それを乗り越えた人の覚悟。
絵本のほのぼのとした画風とおはなし、ご自身の優しい笑顔の向こうには、こんな壮絶とも言える覚悟があったことを知り、読むこちらの身まで引き締まる気がします。

絵本を通して世の中を少しでもよくしていきたい。
本を扱うものの一人として、新年にあらためて思い出したい決意です。

(ちなみに花森安治は1911年生まれ、かこさんより15歳年長です。野坂昭如が1930年、半藤一利さんも1930年で敗戦時15歳)

あと、だるまちゃんのお父さん(でしたっけ?)のだるまどんは、かこさん自身のお父さんがモデルになっているらしいですよ!




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