熊本の文芸誌『アルテリ』第2号

熊本の文芸誌『アルテリ』第2号が届きました。#ohraido #bookstore #往来堂書店 #アルテリ
文芸誌『アルテリ』は
特にテーマを決めずに
執筆者の方々に原稿を依頼していたそうなのですが、
今号の依頼をした直後に熊本で地震が起きました。
期せずして「地震特集」となった今回。

渡辺京二さんは「虚無と向き合う」という文章を寄せています。

災害による理不尽な死に納得できないというのは、人間の生きる世界には虚無の穴があいているということだ。
(中略)
人間だけがそこに虚無を見る。
虚無は人間が創造したものだ。
人間が存在するゆえに虚無が存在する。
虚無を見る心がなければ人間も存在しない。
だとすれば、自分が創りだしつつも絶対に納得しえぬ虚無と、永遠に対決するのが人間ではないか。


ふだん、人間が作り上げた複雑な仕組みのなかで生きている私たちですが、
ひとたび、大きな自然の力に圧倒され、
その仕組み自体がおおもとから揺らぐような体験をすると
むき出しの自然と、生身の人間の関係について
改めて考えることになるのでしょう。
人生の不安も、楽しさも、実はその関係の中にある。
坂口恭平さんの文章を読んでそう思いました。


そのほかの執筆者
石牟礼道子(9月の100分de名著は『苦海浄土』です!)
伊藤比呂美
平松洋子
新井敏記
高山文彦
吉本由美
坂村岳志
小野由紀子
浪床敬子
田尻久子

『アルテリ 第2号』
アルテリ編集室
1000円+税




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