終戦から10年余り、こうして人びとは前を向き、未来を信じて生きていた!
そのかがやく表情を、今の私たちも持っているだろうか。
撮影者の石田さんの人生の歩みも共感を呼びます。
大正15年生まれの石田さんはいま92歳。
戦後壊れかけのカメラを一台譲ってもらったところから、「日曜写真家」人生をスタート。
機械関連の会社に勤めていた時も、その後通信制大学に学び、経営コンサルタントとして開業された後も
ずっと写真とともにおられました。
そして88歳のとき、初めての写真展。
60年前のネガが陽の目を見ることとなり
今回、写真集となって私たちにとどきました。
昭和30年代の高知の、農村、鉱山、海辺や港で働く人々の表情から
何を感じ取るか。
ぜひお手に取ってごらんいただきたいと思います。
『はたらくことは生きること 昭和三十年前後の高知 石田榮写真集』
羽鳥書店 刊
3600円+税
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