美味しい文庫

Instagram Image

『中公文庫フェアを開催中です!』の中から。
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」 吉田篤弘

“晴れていようが、曇っていようが、雨だろうが、スープはどんな空にも合う。”(文中)
美味しいスープのレシピに、キュン!

本から美味しそうな湯気が立ち上って、おなかがすいてきます。
小さな町<月舟町>の、ささやかで穏やかな日常。
教会の十字架が見える部屋、屋根裏部屋に住むマダム、とても美味しいサンドウィッチ屋さん。
そこから始まる出逢いと「名前のないスープ」をめぐる物語。
喧噪を忘れてしまうようなゆったりとした時間が流れ、心地よさにほわほわ、緩みます。

路面電車に乗り一駅の古い映画館。昭和の映画とポップコーン売り。
そこに居る一匹の犬。
たった数行の登場で、この犬の存在感・親近感ったら!
(-と思っていたら…、この犬、「レインコートを着た犬」で刊行! スッゴク面白い)

休日にゆっくりと読みたい、あたたかくて「美味しい文庫」です。(長)

カテゴリ: 本の紹介,いぬ部

往来堂書店

最近のお知らせ