【週間文庫売上BEST10】2022/4/29-5/5



1、村上春樹『女のいない男たち』文春文庫

かれこれずーっと売れ続けており、この連休中は特に動きがよかったです。

店頭でも「ドライブ・マイ・カー」の話をしているお客さんをよく見かけました。

 

2、沢木耕太郎『作家との遭遇』新潮文庫

今月の新潮文庫の新刊です。いい初速!

沢木耕太郎が読み、会い、語らってきた日本人作家19名の本質に迫る、読み応え抜群の作家論集。

むうう、気になる…買って帰ろうかしら。

 

3、司馬遼太郎『ロシアについて』文春文庫

「歴史をつぶさに検証して巨大な隣国ロシアの本質に迫り、日露両国の将来への道を模索した、示唆に富む名著」(帯より)

40年近く前の作品になりますが、今なお版を重ね続けています。

 

4、ル=グウィン『いまファンタジーにできること』河出文庫

『ゲド戦記』でお馴染みのル=グウィンによるファンタジー評論。

2月の新刊ですが、いまだに売れ続けています。

SFプロトタイピングの次はファンタジーか?

 

5、ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』岸本佐知子訳・講談社文庫

NHK「あさイチ」で川上未映子さんが紹介した影響で、より幅広く手に取られるようになった印象です。

新刊『すべての月、すべての年』もよく売れていますね。

(実はまだ読めていないのです…おれのゴールデンウィークはいつになったら始まるのだ)

 

6、原田マハ『暗幕のゲルニカ』新潮文庫

「あさイチ」に出演されてから著書や関連書籍が売れまくりの原田マハさん。

当店でもたっぷりと展開しています。

イチオシは講談社文庫の三点。クリムトの絵画をあしらったスペシャルカバー付きです!美しい…

いつまで残るかわかりませんので、気になる方はお早めに!



 

7、アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』三浦みどり訳・岩波現代文庫

KADOKAWAから出ているコミカライズが「あさイチ」で特集され、原作本も話題に。

昨今の情勢や『同志少女〜』の影響もあり、多方面から関心が集まっています。

 

8、フォークナー『エミリーに薔薇を』高橋正雄訳・中公文庫

フォークナー!今年チャレンジしようと思っている作家の筆頭なのです。買わねば。

本書は福武文庫で出ていた短編集に、追加で中上健次の講演が収録されたもの。

河出から今秋刊行される『ポータブル・フォークナー』もたのしみですねえ。

 

9、長田弘『私の好きな孤独』潮文庫

潮文庫…!すっかり見逃していました。先日神保町の三省堂に行った際に見かけ、大慌てで発注。

やはりしっかりランクインしてくれました。間に合ってよかった。

詩人・長田弘による、前向きに孤独を楽しむエッセイ集。タイトルからもう魅力的ですよね。

 

10、梅崎春生『カロや 愛猫作品集』中公文庫

猫好きの多い谷根千、この本もやはりよく手に取られています。

「ボロ屋の春秋」で直木賞を受賞した作家・梅崎春生の、猫にまつわる小説・随筆を集めたオリジナル作品集。

今回も荻原魚雷さんの解説付きです。

 

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「週間文庫売上ランキング」は今週から文庫担当の高橋が更新します。

毎週金曜日に前日までの一週間分の売り上げを集計し、コメントを添えて投稿します。

週末のお買い物の一助になれば幸いです。

それではまた来週。

 

カテゴリ: 文庫BEST10

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