とある事情でここ数年、第二次大戦時の日本について調べています。虐殺、人種差別、天皇制、原爆、東京裁判、学徒出陣、近代の超克…etc. 色々なキーワードを軸に様々な立場で戦争が語られます。時に感情抜きの図式的理解が必要な場合もあります。そんなとき私は本書の冒頭10頁目「戦争という厖大な~」に始まる一節を思い出すようにしています。私はこの言葉以上に、戦争の本質をまざまざと思い知らされる言葉を知りません。そして、ここで示されていることは、現代に生きる我々の生をも射程に入れているように思われるのです。
方丈記私記 掘田善衛 ちくま文庫
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